占星術・心理術メモ

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太陽と冥王星のアスペクトがある人はニート生活を嗜んだ時期があるかもしれない

出生のホロスコープで太陽と冥王星アスペクトがある人、特にハードアスペクトに顕著な傾向について。

このアスペクトの出方は結構わかりやすいというか、人にこのアスペクトがあるとわかると納得のいくことが僕としては多い。

或いはこのアスペクトがあるという前提から、その人の行動特性を解釈するのはそんなに難しくないのではないかと思う。

占星術の勉強としては、まず教科書を読んだり、講座を受けて、基本的な用語の意味を覚える。その後、自分がある程度知っている観察対象とその人物のホロスコープを照合して、実感を伴う理解に落とし込むというプロセスがある。

ちなみに今日は、2023年4月18日は、牡羊座終盤の太陽と水瓶座1度の冥王星がスクエアになっている、ということもあって今僕はこれを書いている。

ユーチューバーのゼパさんという女性がおすすめによく出てくるのでちょろっと見ていた。なかなか独特な人。どのように独特なのか説明するよりも見た方が早いので、気になる人は勝手に見てもらいたい。

それでこの人はユーチューブを始めた当初はニートで、バイトも落ちたりしていた?ようなのだが、このゼパさんは太陽と冥王星が射手座でコンジャンクションなのである。ゼパさんについては、そのビジュアルからしても、蠍座の金星と水瓶座海王星のスクエアが興味深いということもあるが、ここでは割愛。

今書いていて思い出したのは、欅坂46だった渡辺梨加さんという人は、アイドルに受かる前に就活でものすごい数の会社に落ちたと言っていたのを見たことがある。そしてこの人も太陽と冥王星が牡牛座と蠍座オポジション

スクエアの人の例も出すと宇多田ヒカルさん。山羊座太陽と天秤座冥王星のスクエア。ネットの情報で出生時間もわかるが、正確性は不明。宇多田さんはある時期、若い時からスターになってしまったので、普通人の生活も体験してみたいと思ったのか、「人間活動」をするということで休業していた。これも何も社会活動しない時期ということだ。

ではどうして太陽冥王星の人がこういうことになるのかというと、冥王星の性格として根底的な意志力という言われ方もするのだが、社会的人格として仕事したりしようと思っても、冥王星はその人に相応しくない社会的役割を否定してしまうからだと思われる。つまり、普通人としての占星術の太陽の意志を冥王星は自分の流儀に従わせようとする。するとその人は一般的な社会活動に参加することを妨害されて、何もできない時期を過ごすことになる。冥王星の意図するところに気づき、受け入れるまで。

冥王星のキーワードとして、「変容」というのもあるが、変容体験をしないことには、冥王星の目的意識に太陽を結びつけることはできない。大抵の人は社会参加を始める時、人並みのことをしようとすると思うが、それができる人ばかりではないし、そうする必要もないということに気づくことがまず第一歩だ。

太陽と冥王星アスペクトには、もちろんもっと違う切り口もある。