占星術・心理術メモ

占星術/タロット/サビアンシンボル/心理術

夢解釈の一例、小惑星キロンとホールサインハウス

夢の解釈の一例として、自分が見た夢について書きます。
家族旅行のような感じでドライブをしていました。そしてオーストラリアの首都キャンベラに着きました。
そこには現代的な高層ビルが立ち並んでいました。
なぜオーストラリアなのか、ということですが、最近の松村潔さんのYouTubeでキロンについての動画がいくつかアップロードされていて、それを見ていました。
それでキロンについて何かと考えていました。
小惑星キロンはケンタウルス座と関係があるそうですが、ケンタウルス座はオーストラリアと関係が深いという話を以前読んだことがありました。
このような連想が働いたものと解釈しました。
首都キャンベラはアボリジニの言葉で「人が集まるところ」という意味があるそうなのですが、ここから私が最近考えていたハウスシステムの話と繋がります。
私のホロスコープでは、プラシーダスのハウスではキロンは研究、出版、大学などを含む9ハウスにありますが、ホールサインハウスだと社会、権威、ビジネスなどを含む10ハウスに入ります。
首都キャンベラ、乱立する高層ビルなどの象徴からしても、9ハウスというよりは明らかに10ハウスに相応しいということになります。
夢ではその後、見知らぬ赤ん坊が出てきたのですが、その赤ん坊は私のコンプレックスを刺激するような嫌な話題を持ち出してきました。
傷と癒やしをテーマとするキロンらしい話です。
私の場合キロンと土星オポジションですが、ホールサインハウスだと10ハウスと4ハウスに入ります。家族の4ハウス土星に侵入してくるキロンという構図です。
キロンの軌道は天王星土星の軌道の間にあります。そこでは新しいものと古いもの、変革と保守の対立による葛藤が生み出されます。
社会集団としての10ハウスは「人の集まるところ」であるわけですが、私の場合はキロンを仕事に使うことにもなりそうです。
セラピーや葛藤の解決…或いは痛みを伴う変化のサポート。
いずれにしろ天体の作用に受動的になるのではなく、能動的に対峙するのが重要だと考えています。